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熊谷貴子(幹事)
青森県立保健大学 健康科学部 栄養学科
 

 青森県は三方を海に囲まれ、八甲田山や白神山地、十和田湖など自然豊かで四季がはっきりとしています。この恵まれた自然の恩恵を受け、毎日おいしい農水産物や加工食品を口にすることができます。
 私の専門分野は公衆衛生学や公衆栄養学ですが、伝統食品と何が関係しているのかと思われるかと思います。青森県の平均寿命は、わが国で一番短く、健康寿命も短いです。原因として、よろしくない生活習慣が多々あげられますが、その一部に食生活があります。なぜ、短命県であるか(というより、短命県となったのか)を考えるうえで、昔からの食生活を正しく把握・理解することはかかせませんし、そこには伝統的な食品や料理が存在します。

青森県外ヶ浜町三厩地域の伝統料理
アブラツノザメの飯鮨

 例えば、食塩摂取量一つをとってみても、昔は越冬中も野菜を摂取する手段としての漬物文化がありました。昭和26年当時の農家の女性を対象とした食事記録をみると、副食には3食必ず漬物が登場し、きゅうり漬、ニシン漬、きゅうりもみ漬、シソ巻き漬など。煮つけとして、乾クジラ煮付、タラ煮付、コウナゴ煮付、イカ煮付などが記されています。写真が現存しませんので、どういった漬物や煮付であったか気になるところです。
 現在、時代の変化とともに、伝統食品や郷土の料理も同様に変化をしています。昔に食べられていた食品が形を変えながらも今現在あるのか、残念ながらみられない場合もあります。青森県の伝統食品が遺産となる前に、可能な範囲で記録を残していきたいと思っております。
 日本伝統食品研究会の会員年数はごく数年ですが、本会の発展に微力ながらも貢献ができればと思います。どうぞよろしくお願いします。
 

 

       
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